皮むき間伐・伐採ツアー

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皮むき間伐って？

日本は意外にも森林が多い国です。国土の70％が森林です。

にもかかわらず、木材の自給率は20％ととても低く、安い外材に頼っています。
遠くの国から運んでくる外材は、もちろん燃料をたくさん使います。
また、防腐処理などを施されており、有害な物質をたくさん含んでいます。
その木材が安い家具などになり、私たちの身の回りに並んでいるのです。
安い外材が使われると、日本のまじめな林業は育ちません。

山や森林を守りながら、育てた国産の木材は、手間も時間もかかるので、どうしてもコストが高くなってしまいます。すると林業では食べていけなくなり、捨てられる山が増えていくのです。

良質の木を育てるには、山を手入れしなければなりません。中でも重要な仕事のひとつが、「間伐」です。

本ツアーは、「皮むき間伐」という誰でも簡単にできる方法で、楽しく林業体験しながら、有効に間伐もするという企画です。

4～8月の木が水を吸い上げている時期に、皮をむき、立ち枯れさせます。
すると半年～1年後伐採するころには、木の内部の水分が減り、伐木は軽くなります。
そうなれば、切り倒す際のリスクは少なくなり、しかも運び出しやすくなります。

毎年2回山仕事ツアーを開催

ツアーでは、この皮むき間伐体験の他にも植林、製材所見学、林業に関する講演、ピザ焼き体験など様々な企画を盛り込んでいます。

作業は、お子さんでも参加できます。
講演などでは最新の林業や製材に関する技術や取り組みをお伝えします。
大人から子供まで楽しめる内容かと思います。

しかも、拠点となる「エコラの森」は、鳴子温泉郷。林業体験のあとは泉質の良い温泉で汗を流せるのも魅力の一つ。

そして何より盛り上がるのは参加者、現地スタッフなど入り乱れての「交流会」です。
昼は力を合わせ林業をし、食事の支度なども参加者含め皆でする、「参加型ツアー」なので、自然と会話は弾みます。
2泊3日、志ある素敵な参加者とつながれるのは一番の魅力かもしれません。

春～夏は「皮むき間伐」、冬は「伐採」と年に2回定期的に行っていますので、
ぜひ、お気軽にご参加ください。